CD-RやDVD-Rメディアを使用して、PCなどのドライブからレーザーによって1枚1枚ディスクに直接情報を書き込んでいく製造方法です。一般的に家庭でCD-Rなどを「焼く」という表現をしますが、文字通りレーザーで焼き付けた状態となります。メディアによっては焼かれた跡が変色しますので、分かりやすいと思います。
イメージとしては、「手書き」で1枚1枚書き込むのに似ているかも知れません。
この製造方法のメリットは、小ロット・多品種の製造(オンデマンド)に適しており、納期も必要枚数だけでよいので、200枚以内の小ロットの場合ロスが少なくなります。
デメリットとしては、RED BOOK規格(音楽など=CD-DA)やYELLOW BOOK規格(データ=CD-ROM)に準拠していない為、経年劣化が起こりやすく、盤面印刷もプレスより劣ります。
(本来、discロゴは付けてはいけない品質です)
当然規格をクリアしていないので、再生など対応できない機種が出ますし、ライティングソフトやドライブの影響を受けやすく、品質面で不安があります。
また、ドライブのレーザー送受光も劣化している場合、焼きミスが起こる可能性もあります。市販品として販売するにはお勧め出来ません。
また、プレスとコピーの比較としては、生産時間が大きく違います。
プレスはスタンパーを作るまでは時間が掛かるので最初の1日で1枚も作れない時もありますが、その後はライン次第で1時間に盤面印刷まで含めた完成品が数百枚〜数千枚と生産可能です。
コピーは数分もあれば1枚を作れますが、数百枚、数千枚となると手間やコストはプレスの比ではありません。
CDやDVDを製作する上で、原版(スタンパーと呼ばれる金型)を作成し、それを元にして大量生産を行う製造方法です。
スタンパーは細かな凹凸(ビット)があり、これにプラスチックを流しこんだのがCDやDVDなどです。基本的に音楽CDや映画などのDVDはプレスで作られています。
例えば、スタンパーと凸があれば、流し込んだCD部分は凹になります。
イメージとしては、「イモ版」で同じデザインを大量に印刷するのに似ているかも知れません。
最終的にこの凹凸がプレイヤーなどのレーザーによって反射し、断続的な1と0のデジタル信号(情報)となって読み取る事になります。
このスタンパーを作る工程が高度な設備と技術が必要ですが、一度作ってしまえば破損しない限り何度も同じ品質の製品を作ることが可能です。ですから、1枚目と100枚目のデータの違いはありえません。数万枚でも安定した品質と生産能力があるのが特徴です。
これは各工場がRED BOOK規格(音楽など=CD-DA)やYELLOW BOOK規格(データ=CD-ROM)に準拠しているため、品質面でもほぼ共通のものが出来上がります。
ただし、工場(国)によっては基準値が若干違う場合(規格範囲内の誤差)もありますし、その機械によって微妙に違いが生じるため可能性があります。同じ工場内でも機械のラインで変わる可能性もありえます。しかし、いずれも規格範囲内です。
スタンパー作成の際、マスターはCDにはCD-R、DVDはDVD-R、DLTなどが使われます。
大量に低コストで作るには最適ですが、小ロットの際でも効果なスタンパーを作らなければならず、最低でもその時間が掛かります。
海外プレス工場でも、音質や画質という意味では大差ありません。CDに比べてDVDのほうが、海外プレスのメリットがあるといえます。海外プレス工場では、台湾において需要が多いです。データエラーの完全チェックはもとより、著作権などの問題も、ISO9001認定工場での作業などでコンテンツ漏洩の心配もなく安心できます。
ご希望のお客様にはサンプル(検証盤)としてプレスした物を確認していただき、了承を得られた時点でプレスを開始することも可能ですのでご確認下さい。
海外プレスは国内にくらべ品質が劣るというイメージが強いですが、現在では国内と遜色ないプレスサービスが提供できるまでに海外プレスの技術力も高まっています。
国内プレスと比べれば、高品質ながら低価格で制作できるのも魅力です。
海外プレス品の原料は日本国内よりは価格の安いものを使っているとは言え、ハリウッドなどの映画のソフトの多くの枚数を、台湾でもプレスしています。ひょっとしたら貴方の家の映画のソフトのいくつかも、台湾プレスのMAID IN TAIWANかもしれません。
納期や質の面でも、国内でプレスしたものと変わりません。
なぜなら、台湾の工場も大きな工場で、日本で売られているDVD-Rなどの生産もしているからです。
海外プレスの場合は、盤面に原産国表記「PRESSED IN TAIWAN」 か「MAID IN TAIWAN」を必ず記載しなければいけません
市販のDVDやCDも海外でのプレス製品がふえてきており、海外プレスを利用されるお客様がここ最近で急増しております。
プロニーズも含めて、根強い人気の国内プレス。
音楽CD等の国内メジャーメーカーが国内にこだわるのは、納期やデザイン等の変更がとてもタイトなことが多く、海外では対応しきれないからです。
また、同じ機会でプレスしても、日本の大手A社とB社の製作した者が微妙に変わったりすることから国外には出さないというような理由もあります。しかし、映画のコンテンツの多くはもう海外でプレスされるようにもなってきていますので、一概に国内、海外でどのコンテンツが向く、向かないというのは言えません。
極端に言えば会社によって得意不得意もあります。安心感として、あるいはコンテンツを海外に出すことが不安な場合は、MAID IN JAPANの国内プレスサービスをご利用下さい。
国内プレスの場合は、原産国表記なしでもプレスは出来ます。「MAID IN JAPAN」表記を入れてプレスする事も出来ます。